ブログの女の子を作る #98 フリル付きの服とリボン付き靴下を作る【Blender】
前回はアーガイル柄のフリル付きスカートを作りました。
今回は、同じフリルを使ってフリル付きの服と小さなリボンが付いた靴下を作ります。
目次
開発環境
・Blender 3.0.0
・Unity 2021.2.12f1
・CPU:AMD Ryzen 7 3700X
・グラボ:ASUS ROG-STRIX-RTX2060S-O8G-GAMING
(1) フリル付きの服を作る
まずは、フリル付きの服を作っていきます。
体操服をベースにする
イチから作るのは面倒ですので、これまでに作った服をベースにします。
その体操服も、ワイシャツを流用してるんですけどね。。
オブジェクトを複製して、作業開始です。
まずは新規にマテリアルを作成して、ピンクっぽい色を設定しておきます。
これでイメージがつかみやすくなりました。
左半分の頂点を削除し、「ミラー」モディファイアーを設定します。
画像内の赤枠のアイコン(「ゲージで」)を選択しておくと、編集モードにした時にミラー部分にも頂点が表示されるので分かりやすいかも知れません。
これで下準備ができました。
襟を作る
次は襟部分を作ります。
三面図を参考にして、ナイフツールを使って辺を増やしていきます。
後ろ側も同様に。
襟部分の形ができたら、面を選択して法線方向に押し出します。
これで襟部分に立体感がでました。
胸のリボンを作る
胸部分のリボンも、以前に作ったリボンを流用します。
新規マテリアルを設定して、プロポーショナル編集で形を整えていきます。
リボンの紐部分を作れば完成です。
方法は前回の記事と同じ、「フリルを一つ作ってカーブに沿って配置する」ですね。
「カーブ」を作って、
「フリルを配置」します。
あとは、頂点をスムーズにして微調整しておきます。
袖にフリルが付きました!
服に縫い目を付ける
参考画像を良く見ると、服の側面に縫い目っぽい線がありました。
ループカットで辺を増やして、
中央部分を盛り上げます。
うっすらと線が見えるようになりました。
襟に縁取りを付ける
最後の調整は、襟に付いてる丸い縁取りです。
Blenderのテクスチャペイント機能で塗ってみたのですが、うまく塗れず。。
もっと陰影をつけてハッキリした丸を書きたかったのですが。。
仕方ないので丸いオブジェクトを配置します。
一つ作って複製し、襟の角度に合わせて形を調整します。
若干頂点数は増えましたが、今回はこれでいきましょう。
作成した服にウェイトを設定して、動作確認しておきます。
問題なさそうですね。
これでフリル付きの服が完成しました。
(2) リボン付き靴下を作る
次は、リボン付きの靴下を作ります。
白い靴下をベースにする
これも以前に作成した靴下を流用しましょう。
仮にイチから作成するので場合、以前は「シュリンクラップ」モディファイアーを使いましたが、「足部分のオブジェクトを複製して、少し大きくする」でも作れそうですね。
今回の靴下は短いので、余計な部分を削除します。
反対側の頂点をすべて削除して、
「ミラー」モディファイアーを設定しておきます。
これで下準備ができました。
靴下にフリルを付ける
靴下にフリルを付けるのですが、手順はこれまでと同じです。
「カーブ」を抽出して、
フリルを配置します。
フリルを下方向に長くして、
手動で形を崩しておきます。
フチ部分を厚くする
この状態で靴下をはいた状態にしてみると、靴下に厚みがありません。
フチ部分を中央方向に押し出しておきます。
これで靴下に厚みがでました。
小さいリボンを付ける
スカートからリボンのオブジェクトを複製します。
靴下部分に移動して、
三面図を参考に大きさや角度を調整すると、
小さいリボン付きの靴下が完成です!
ウェイトを付けて動作確認するのを忘れないように。
まとめ
フリル付きの服と小さいリボンが付いた靴下を作りました。
次回は、髪のリボン、ヘアピン、ポーチなどの小物を作ります。
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