パソコンのバックアップ方法を紹介します。


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パソコンのバックアップ方法まとめ

バックアップが2つあるとファイルサーバが壊れた時、更に安心です

 
 
ファイルサーバのバックアップは、日次(1日に一回)が多いと思います。
 
私の場合、日次バックアップに加えてもう一つ、週次バックアップも設定しています。
 
もちろん同じHDDではなく、別のHDDへ。
 
 
「バックアップ取り過ぎ?」と思われるかも知れませんが、ファイルサーバが壊れた時の安心感が違います。
 
特に、ファイル数が多い場合に威力を発揮しますよ。


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HDDが2本壊れるとダメ

通常、ファイルサーバはRAIDで冗長構成にしてると思います。
 
RAID1やRAID5の場合、HDDが1本までは壊れても大丈夫。
 
たいていはHDDが1本壊れた時点で故障に気づき、新しいHDDに交換することで元の状態に戻ります。
 
 
けど、故障時の通知メールも無く、壊れた事に気づかずに使い続けると、いつかはもう1本も壊れます。
 こうなると、ファイルサーバはもう使えません。
 
絶対に避けたいですが、絶対に起きない事ではありません。
 

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バックアップが「本物」になる日

ファイルサーバが壊れてしまった時、残ってるのは「バックアップしておいたファイル」しかありません。
 
日々の作業はこれまで通り続きますので、当面はこのファイルを「本物のファイル」として扱うことになります。
 
 
けど、バックアップのファイルが「本物のファイル」になったということは、いまはバックアップが無い、ということ。
 
早急に、新規バックアップを取る必要があります。 
 

新規バックアップには時間がかかる

バックアップとは、別の場所にファイルをコピーすることです。
 
日々の差分バックアップなら短時間で終了しますが、全てのファイルをコピーするにはとても時間がかかります。
 
 
この時ポイントになるのはファイルのサイズよりも「数」。
同じ10MBでも、10MBのファイル1個と、10KBのファイル1,000個ではコピー時間が全く違います。
 
ファイルが大量にある環境ではコピーに数日かかる事もあります。
実際、私が管理しているファイルサーバの場合、2週間かかりました。。。
 
 
これだけ時間がかかってしまうと、コピー期間中に「本物のファイル」のHDDが壊れてしまう可能性が高まります。
 
まだバックアップが完了していない状態では、いまの「本物のファイル」が全て。
 
これが壊れてしまうと、もう後はありません。
 

既にバックアップがある!

そこで「週次バックアップ=もう一つのバックアップ」が役に立ちます。
 
週次なので日次よりはファイルデータは古い。
けど、ファイルサーバのデータはすべてが毎日更新されるワケではありません。
 
作業の種類や扱うファイルにもよりますが、毎日更新するファイルはその中でも一部のはずです。
 
 
ファイルサーバが壊れてしまった場合でも、
・「日次バックアップ」のドライブを「本物のファイル(仮)
・「週次バックアップ」のドライブを「日次バックアップ(仮)
と設定し、これらを仮のファイルサーバに接続することで、
壊れてしまったその日から運用を再開できます!
 
 
週次バックアップには、ほぼすべてのファイルがありますので、これをバックアップ先にすることでコピー量が最小限になり、バックアップ時間も短くなります。 
 

サーバ復旧もゆっくりできる

仮ファイルサーバを使ってもらっている間に、壊れてしまったファイルサーバを復旧していきます。
 
「本物のファイル(仮)」からファイルをコピーするのですが、この時のコピーも、robocopyを使うのをおすすめします。
 
※「ファイルサーバ移行時にrobocopyを使う2つの理由」記事を参照
 
 
復旧作業は少しくらい時間がかかっても問題ないでしょう。
 
既に運用は再開できているので、落ち着いて作業ができますね。
  

あとは設定を戻すだけ

すべてのコピーが終了したら、逆の手順で設定を戻します。
・「復旧したファイルサーバ」のドライブを「本物のファイル
・「本物のファイル(仮)」のドライブを「日次バックアップ
・「日次バックアップ(仮)」のドライブを「週次バックアップ
 
 
設定を戻す前に、コピーし忘れが無いことを確認しておきましょう!
 
「復旧したファイルサーバ」と「本物のファイル(仮)」のファイルが一致することが大事です。
robocopyを使ったミラーリングコピーであれば安心ですね。
 
 
もし、「復旧したファイルサーバ」のデータドライブが外付けHDDだったり、性能的にもバックアップドライブと変わらないのであれば、
・「復旧したファイルサーバ」のドライブを「日次バックアップ
・「本物のファイル(仮)」のドライブを「本物のファイル
としてしまっても、問題ないと思います。
 
このあたりは、ハードウェアのスペックと相談しながら臨機応変に。
 

まとめ

通常のバックアップに加え、もう一つバックアップがあると、ファイルサーバが壊れてしまった場合に2つの安心があります。
 
(1) 壊れた時点からバックアップがある安心
(2) 復旧中でも日々のバックアップがすぐ出来る安心
 
過剰なバックアップは良くありませんが、「本物+日次+週次」くらいであればメリットの方が多いと思います。
 

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だーしゅ
IT関係のお仕事してます。
バックアップが趣味。

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最近のコメント

  • だーしゅ { crowさん、コメントありがとうございます。 最近はセキュリティが厳しいですので、 会社でのフリーソフトは禁止になる傾向のようですね。 確かに、RobocopyはWindows標準なのでありがたいです。 性能や品質面でも安心ですし。 「監視ツール」はかなり厳しそうですね。 セキュアになるのは良いですが、使い勝手が悪く不便な面もありそうです。 どちらを取るか、バランスが難しい。 } – 8月 19, 2:30 AM
  • crow { Robocopyの丁寧な説明、ありがたいです。 私の職場だと、機密情報以外の自分のフォルダ内容は持ち出しOK、残業や休日出勤せず自宅で作業してよし、って環境なんですが、ウィルス対策やら情報漏洩やらいろいろ厳しくて、フリーソフトは使用禁止!ということになっています。となると、MicrosoftのSyncToyも使えません。SyncToyが使えればGUIで分かりやすく簡単にフォルダ内容を同期できるんですがね・・・ こっそり使おうかな?とも思ったのですが、ダメなんですね。社員のPCの画面、起動したアプリケーション、実行した操作等々、PCの挙動が管理者PCからチェックできるソフトが入っていて、例えば使用申告してないアプリケーションを起動しただけで即管理者にアラートが入るんです。で遠隔操作で画面確認されて始末書。同僚がこっそりフリーソフト使って数分後には管理部門から呼び出しでした。 ブリーフケースも廃止されてしまって、Windowsの標準機能だけで同期させるにはRobocopyくらいしかないわけですが、色々と複雑なコマンドなので困っていました。 バッチファイルを作って利用させていただきます。 } – 8月 17, 8:09 AM
  • だーしゅ { カッコ部分も表示されていました。 ご丁寧にありがとうございました。 また、使わせて頂きますね。 } – 4月 25, 4:55 PM
  • { 《補足》 コメント文中に不等号の記号を使ったためか 欠落してしまった部分がありました。 今度はうまく表示できますように。 powershell -command (get-content <ファイル名>)[-15..-1] 《説明》 <ファイル名>以外のところは丸括弧、角括弧の記号を含めてそのまま入力します。 <ファイル名>の部分は変数なので不等号の記号は入力しません。 } – 4月 24, 11:25 PM
  • だーしゅ { > powershell -command (get-content )[-15..-1] > > 《説明》 > これは「ファイルの後ろから数えて 15行目から最終行までを表示せよ」というコマンドです。 なるほど。 確かにサマリー部分は固定行数なので、この方法で表示できますね。 PowerShellはあまり使った事がなかったのですが、いろいろと便利な事ができそうです。 情報ありがとうございました。 } – 4月 24, 4:53 PM
  • いっちゅう { 回答ありがとうございます。 役立つサイトまで探してくださったのですね。 活用させてもらいます。 [1]に関して 「バックアップ先にしかないファイル」というのは長いので 「コピー先のみ」を採用させてもらいます。 [3]に関して 現状でもご所望のことは容易にできると思います(何もインストールの必要はありません)。 コマンドラインでコマンドを打つことになりますが、robocopyコマンド自体がそうなので たぶん苦にならないと思います。UNIXコマンドの tail 見たいなことをします。 コマンドラインで以下のように入力します。 powershell -command (get-content )[-15..-1] 《説明》 これは「ファイルの後ろから数えて 15行目から最終行までを表示せよ」というコマンドです。 Windows PowerShell の機能を利用します。 上記は普段使っているコマンドインタープリターが Windows... } – 4月 24, 8:50 AM