ファイルの更新日付に注意!robocopyはタイムスタンプが変わらないとコピーされません!
robocopyは便利ですね。
私も毎日のファイルバックアップに使っています。
変更があったファイルだけをコピーできるんですが、1つ、気を付けることがあります。
ファイルの更新日付が変わらないと、バックアップされません!
ファイルの更新日付が大事
robocopyで「/MIR パラメータ」を使うと、二つのフォルダ間で更新があった「フォルダ・ファイル」をコピーします。
この時、ファイルが変わったかどうかはファイルの更新日付を見ているようです。
ということは、ファイル内容が変わっていても、更新日付が同じであればコピー対象にはならないということ。
一部のソフトに要注意!
一般的なソフトウェアでは、ファイルを更新すると「更新日付」もいまの日時に変わります。
秀丸などのテキストエディター、Excel・Wordなどのアプリケーション、画像エディター、動画編集ソフトなど。
しかし、ファイルを更新してもワザと更新日付を変えないアプリケーションがあります。
例えば「TrueCrypt」やその後継の「VeraCrypt」という暗号化ツールの場合、セキュリティを高めるため、暗号化ファイルの更新日付を変更しないように設定できます。
セキュリティ的には望ましいですが、バックアップ的には問題になってしまいます。
設定があれば変えましょう
TrueCryptでは、以下の設定で変更できますよ。
(1) 「メニューバー – 設定 – 各種設定」をクリックします。
※日本語化設定した場合の表記
(2) Windows欄の「コンテナファイルの更新日時を変更しない」チェックを外します。
(3) OKボタンをクリックします。
これで完了です!
この設定を行うと、コンテナファイルの内容(暗号化されたデータファイル)を更新すると、コンテナファイル自体の更新日付が変わります。
これでやっとrobocopyのコピー対象となりますね。
この設定はデフォルトでオンなので、注意が必要です。
まとめ
robocopyでバックアップ対象となるのは、タイムスタンプの更新があったファイルだけです。
ソフトウェアによっては更新日付が変わらないものもあるようです。
設定変更で対応できる場合、変更しておきましょう。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。