新ファイルサーバへ移行後、古いサーバは破棄した方が良いです
新しいファイルサーバへの移行が終わった後、古いファイルサーバの扱いに悩みました。
移行理由が故障だった場合はともかく、OSが正常起動するのであれば、何かに使えそうな気もします。
けど、それは止めた方が良いかも知れません。
パソコンは消耗品
ファイルサーバは、1年365日24時間運転することがほとんど。
メンテナンスなどで一時的に電源を切る場合もありますが、それ以外はずっと電源を入れっぱなしの連続運転です。
パソコンは消耗品です。
壊れ無さそうに見えますが、決してそうではありません。
HDD・ファン・電源部などは壊れやすい部類に入ります。壊れやすいからこそ、冗長な構成にしているのです。
CPUやメモリも例外ではありません。
ある日突然、メモリエラーが出たサーバも。
メールサーバだったので緊急対応した記憶があります。
耐久性が下がっていく
使えば使うほど、耐久性が下がってきます。
これらの耐久性が下がってると、いつ壊れてもおかしくない状態になります。
耐久性が高いサーバ機も同じです。
一般的なデスクトップ機よりは耐久性が高いパーツを使っていますが、いつかは壊れてしまうのは同じ。
長期間使ってきて異音がするサーバをたまに見かけます。HDDやファンの回転音でしょうか。
完全に壊れてしまうと、どうしようもありません。
修理するにもお金がかかる
壊れた時の修理費も心配です。
新しい機種であれば、壊れても同じパーツがたくさん流通してますが、古い機種の場合、パーツの製造が停止して在庫だけ、ということもしばしば。
特に、HDDはそれが顕著。
HDDの容量は日々増えています。
HDDを交換しようにも、その容量のHDDが売ってない、または、売ってるけど非常に高いということもあります。
とてももったいない気がします。
ソフトは大丈夫か
ハードウェアだけではありません。
OSやインストールされているソフトウェアも同じです。
ソフトウェアによってはサポート期間が決められているものもあります。
1年毎にライセンス契約しているソフトウェアの場合、パソコンを使い続ける事で、余分な費用が発生することも考えられます。
うまく切り替える事で、固定費を抑えることができるかも知れません。
まとめ
古いファイルサーバは、確かにまだ使えるかも知れません。
けど、既に耐用年数を過ぎているパソコンを使い続け、その結果、大事なデータが無くなっては意味がないのです。
本当に必要であれば、新しいパソコンを購入しましょう。
その方が、時間的・金銭的、そして精神的にも良いのです。
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