BlenderとUnityで作ったものをVR(Meta Quest/Oculus Link)で動かします

【Meta Quest】Unityのビルドが遅い!USB接続が面倒!な時にやったこと【Unity】

2022.05.08(投稿日:2019.07.11)

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Unityで設定を変えたりプログラムした後、動作を試すには2つの作業が必要です。
 
1つ目がUnityでのビルド
 
ビルドが遅い!
配置するモデル数を増やすと、ビルド時間も増えるようで、Terrainで地形を作った時は30分くらいビルドが終わりませんでした。私の環境の場合、CPUはiCore7でそこそこ、SSDは最初から使ってますので、ハードウェア的にはこれ以上の高速化は厳しそう。
 
 
2つ目がapkファイルをインストール
 
USBケーブルをいちいち挿すのがめんどくさい!
挿しっぱなしでも良いですが、せっかくのコードレスがもったいない感じ。
 
細かな確認をしたい場合はこの作業を繰り返しますので、少しでも速く楽にしたいところです。
 
何か良い方法は無いんでしょうか?
 



(1) ビルドを速くする

ネットでいろいろ調べてみたところ、唯一効果があったのがこの設定でした。
 
[メニューバー > Edit > Project Settings > Player > Other Settings > Configuration > Target Architectures]
・ARMv7:チェックを入れる ※デフォルトで入ってるはず
・x86:チェックを外す
 
元々はファイルサイズを小さくする方法のようですが、ビルド時間も短くなっていたので使わせて頂いています。
 
その他、レンダリング設定を変更してみたり、キャッシュサーバも試してみましたが、ビルド時間は短くなりませんでした。もっと別の方法もあれば良いのですが。。。
[2019/07/12追記]
それぞれのビルド速度を測ってみました。
MMDモデルを3体配置、5回測定の平均値です。
・ARMv7+x86:2分21秒(ファイルサイズ 118MB)
・ARMv7:2分10秒(ファイルサイズ103MB)
 
ビルド時間は8%高速化、ファイルサイズは12%削減となりました。
 
体感では2~3割高速化した気持ちでしたが、測ってみると少な目でしたね。
少しでも速い方が良いですので、いまも「ARMv7のみ」でビルドしてます。

(2) USBケーブルをつながずにapkファイルをインストールする

この記事の方法を使うと、無線LAN経由でインストールができます!
非常に楽になりました。
 
たまに繋がらなくなる時がありますが、そんな時はadbサービスを再起動すると直ったりします。
 
それでもダメならMeta Questを再起動しましょう。
 


まとめ

Unityのビルドが遅くてUSB接続が面倒な時、この記事の方法を使うと改善されました。
 
ビルド時間はもっと短くなるとうれしいんですけどね。
 
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IT関係のお仕事してます。
3Dモデルの女の子は「ブログノ・スージー」。VRは楽しいですね。

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