【Meta Quest】Unityのビルドが遅い!USB接続が面倒!な時にやったこと【Unity】
Unityで設定を変えたりプログラムした後、動作を試すには2つの作業が必要です。
1つ目がUnityでのビルド。
ビルドが遅い!
配置するモデル数を増やすと、ビルド時間も増えるようで、Terrainで地形を作った時は30分くらいビルドが終わりませんでした。私の環境の場合、CPUはiCore7でそこそこ、SSDは最初から使ってますので、ハードウェア的にはこれ以上の高速化は厳しそう。
2つ目がapkファイルをインストール。
USBケーブルをいちいち挿すのがめんどくさい!
挿しっぱなしでも良いですが、せっかくのコードレスがもったいない感じ。
細かな確認をしたい場合はこの作業を繰り返しますので、少しでも速く楽にしたいところです。
何か良い方法は無いんでしょうか?
(1) ビルドを速くする
ネットでいろいろ調べてみたところ、唯一効果があったのがこの設定でした。
[メニューバー > Edit > Project Settings > Player > Other Settings > Configuration > Target Architectures]
・ARMv7:チェックを入れる ※デフォルトで入ってるはず
・x86:チェックを外す
元々はファイルサイズを小さくする方法のようですが、ビルド時間も短くなっていたので使わせて頂いています。
その他、レンダリング設定を変更してみたり、キャッシュサーバも試してみましたが、ビルド時間は短くなりませんでした。もっと別の方法もあれば良いのですが。。。
[2019/07/12追記]
それぞれのビルド速度を測ってみました。
MMDモデルを3体配置、5回測定の平均値です。
・ARMv7+x86:2分21秒(ファイルサイズ 118MB)
・ARMv7:2分10秒(ファイルサイズ103MB)
ビルド時間は8%高速化、ファイルサイズは12%削減となりました。
体感では2~3割高速化した気持ちでしたが、測ってみると少な目でしたね。
少しでも速い方が良いですので、いまも「ARMv7のみ」でビルドしてます。
(2) USBケーブルをつながずにapkファイルをインストールする
この記事の方法を使うと、無線LAN経由でインストールができます!
非常に楽になりました。
たまに繋がらなくなる時がありますが、そんな時はadbサービスを再起動すると直ったりします。
Qiita
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WindowsのAndroidStudioで端末が認識されないとき - Qiita
tl;dradbサービスが起動してないと思われるので、再起動する。AndroidStudioでアプリのログを見ようと思って接続したけどいつまで経ってもデバイス一覧に表示されなかったので、変だなと思って調べた。How t...
それでもダメならMeta Questを再起動しましょう。
まとめ
Unityのビルドが遅くてUSB接続が面倒な時、この記事の方法を使うと改善されました。
ビルド時間はもっと短くなるとうれしいんですけどね。
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