バックアップの特徴を「行う場所とOSの種類と単位」で考えてみた
バックアップに関係する項目としては、以下があります。
(1) バックアップを行う場所
- 家庭
- 企業
(2) バックアップの単位
- ファイルをバックアップ
- パソコン全体をバックアップ
(3) OSの種類
- Windows XP
- Windows 7 / Vista
- Windows Server 2003 / 2008
それぞれの項目について、バックアップに関係する特徴を箇条書きで書いてみます。
目次
[場所1] 家庭でのバックアップ
- 主に自宅で作成したファイルをバックアップします。
- ファイルはそれぞれのパソコンに入っていることが多いと思います。
デジカメの写真データやビデオカメラの動画ファイルなどですね。
- バックアップ対象となるのは、パソコンです。
[場所2] 企業でのバックアップ
- 主に企業で作成したファイルをバックアップします。
- ファイルは共有のファイルサーバに入っていることが多いと思います。
日々の業務で作成したドキュメントやファイルなどですね。
- バックアップ対象となるのは、ファイルサーバです。
[単位1] ファイル単位のバックアップ
- バックアップと聞いてイメージするのは、この「ファイルをコピーするバックアップ」ではないでしょうか。
当記事ではこれをファイル単位と呼ぶことにします。
- フォルダをバックアップすれば、そのフォルダに含まれる、全てのファイルをバックアップすることもできます。
[単位2] パソコン全体のバックアップ
- バックアップしたデータには、WindowsのシステムファイルやソフトウェアなどOSに関係するファイルや自分が作成したファイルなど、パソコン内の全てのファイルが含まれます。
- パソコンのHDDデータをまるごと「イメージファイル」と呼ばれるファイルに変換することでバックアップします。
これから、「イメージバックアップ」と呼ばれることもあります。
- パソコンのOSが壊れた、新しいHDDを買ってきて交換したい、などに使います。
もちろん、OSが正常な時にバックアップしておく必要がありますが。
- ファイル単位のバックアップより、規模が大きいバックアップと考えて良いでしょう。
- ファイル単位でのバックアップと比較すると、少しバックアップとしては扱いづらいかも知れません。
[OS1] Windows XPでのバックアップ
- 標準で「バックアップツール」機能が付いていますが、正直使いにくいです。。。
フリーか市販のバックアップソフトなどの方が良いかもしれません。
- バックアップツールは、基本的にファイル単位のバックアップとなります。
[OS2] Windows 7 / 8 / Vistaでのバックアップ
- 標準で「バックアップと復元」機能が付いており、この機能はとても便利で使えます!
- ファイル単位、パソコン全体の両方のバックアップができます。
- OSに付いている機能なのに、パソコン全体のバックアップもできるのは素晴らしい。
[OS3] Windows Server 2003 / 2008 / 2012でのバックアップ
- Windows Server 2008であれば、Windows 7と同じく「バックアップと復元」機能が標準で付いてます!
ありがたいです。
- Windows Server 2003は、Windows XPと同様の「バックアップツール」となります。
- サーバー系のOSですので、専用のバックアップツールは高価なことが多いようです。
安いものでも10万円くらいでしょうか。
まとめ
パソコン全体のバックアップも大事ですが、パソコンのOSやソフトウェアは再インストールすればなんとかなります。
けど、自分が作成したファイルはなくなると復活できませんので。
まずは、ファイル単位のバックアップをおすすめします。
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