無線親機がMACアドレス制限してるとつながらない?バッファロー「WEX-733D」の初期設定で困った3つの事
この記事でWi-Fi中継器の「バッファロー WEX-733D」を購入したことを書きました。
このアイテムのおかげで、2階の隅の部屋でも電波が入るようになり、超快適です。
快適になったのは良いんですが、初期設定に結構時間がかかりました。
1時間半ほど悩みましたよ。。。
今回は、親機側で「MACアドレス制限している」場合特有の問題でした。
ポイントは、
- 本体に印字されているMACアドレスは使わない場合がある
- 親機には「中継器のMACアドレスをずらしたもの」も登録する
- WPSでなくLANケーブルで設定する
の3つ。
環境によると思いますが、私の場合この方法で設定できました。
特に2は大事ですよ。
ポイント1:本体に印字されているMACアドレスは使わない場合がある
本体の裏にはMACアドレスが1つ印字されてます。
このアドレスをWi-Fi親機の「MACアドレス制限」に追加していたんですが、
なぜかつながらない。。。
一度、親機側の「MACアドレス制限」をオフにして接続し、中継器のWeb設定画面で確認したところ、MACアドレスが2つありました。(一度、中継器を親機につなげないと設定画面が見れないのです)
どうやら、2.4GHzと5GHzで個別のMACアドレスを持っているようですね。
印字されていたのは2.4GHz側だったようです。
今回は、親機と中継器を5GHzでつなぐ予定なので、Web設定画面で確認した「5GHzのMACアドレス」を親機に登録しました。
どちらの帯域で接続するかは状況によりますので、すべてのポイント設定をやってダメな場合は、もう一つのMACアドレスで試してみるのが良いですね。
ポイント2:親機には「中継器のMACアドレスをずらしたもの」も登録する
次のポイントです。
恐らくこれが一番大事でわかりにく個所だと思います。
詳しくは公式サイトに書いてあるんですが、ググるまで気づきませんでしたよ。。。
中継機能を利用したときのMACアドレス制限の設定方法について
説明がちょっとわかりにくいのですが、要は「ポイント1で説明したMACアドレスをちょっとずらして登録」すればOKです。
「■中継機用のMACアドレス算出方法」のところを見てくださいね。
MACアドレスの一部を最大2箇所変更します。
あと、上記URLにもあったように、「中継器につなぐ無線子機のMACアドレス」を親機のMACアドレス設定に追加するのも忘れないように。
私の場合、iPhoneを中継器で使いたかったので、
- 親機の「MACアドレス制限」
- 中継器の「MACアドレス制限」
の両方にiPhoneのMACアドレスを登録してますよ。
ここまで設定して思いましたが、もしかしたらポイント1の設定は必要ないかも知れません。
親機の「MACアドレス制限」に登録するのはポイント2だけで良いのかも。
とはいえ確認するのも面倒なので、両方のMACアドレスを登録していますよ。
ポイント3:WPSでなくLANケーブルで設定した
ポイント1と2で設定完了のはずですが、WPSで設定しても「接続失敗」になってしまう。
2~3回試しましたが結果は同じでした。
どうしようも無いので、中継器とパソコンをLANケーブルでつなぎ、手動でSSIDやパスフレーズ(パスワード)を登録すると、すんなり接続できました!
原因は不明ですが、接続するのが目的なのでWPSで無くても全然OK。
これでやっとすべての設定が完了しましたよ。
まとめ
Wi-Fiの電波を中継してくれるバッファロー「WEX-733D」を「MACアドレス制限」してる無線LAN親機につなぐ時、設定で苦労しました。
ポイントは、「中継器のMACアドレスをちょっとずらして、親機のMACアドレス制限に登録」です。
一時的に親機のMACアドレス制限を外していた場合、再度、設定を有効にするのを忘れないようにしてくださいね。
これでWi-Fiが快適になりましたよ!
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