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快適です!PS4のHDDを「SSD」に交換する方法まとめ!バックアップと復元機能を使います

2020.09.20(投稿日:2015.11.22)

9 comments

 PS4のHDD
 
最近のゲームは、プレイ前にゲームデータの一部をPS4内のHDDにインストールします。
光学メディアよりは速いのですが、ローディングが遅いと感じる時もしばしば。
 
 
ゲームを起動する時、画面が切り替わる時、メニューを表示する時。
 
ゲームによって遅いタイミングは違いますが、何回もローディングする箇所では気になるものです。
 
 
最近、SSDを搭載したパソコンが増えてきました。
OSやアプリケーションの起動が速くなるので、非常に重宝しています。
 
PS4でも速くなるはず!というわけで、PS4のHDDをSSDに交換してみました!


500GBのSDDを買いました

購入したのは、CrucialのMX200です。
 
Crucial [Micron製Crucialブランド] 自社製MLCメモリー搭載 MX200 2.5インチ 内蔵SSD ( 500GB / SATA 6Gbps / 7mm / 9.5mmアダプタ付属 ) CT500MX200SSD1
Crucial MX200 2.5インチ内蔵SSD 500GB (CT500MX200SSD1)
 
元から入ってたHDDが500GBなので、1TBでも良かったんですが、そこまでゲームがインストールされて無かったのでこのサイズにしました。
Crucial MX200 
もっと容量が欲しい場合は1TBが良いですね。
[2018/10/03追記]
MX200はもう売ってないようなので、新製品のMX500をおすすめしておきます。
 
 
  
SSDもかなり安くなりましたね。良い製品ですよ。
 

はじめに

この記事では、PS4のHDDをSSDに交換した作業まとめを紹介していますが、この方法を試して発生した問題や故障などについて、当サイトでは一切の責任を負いません。
 
何か問題があった場合でも、何とか自分で解決するようお願い致します!
 
 
また、以下の公式サイトによると、すべてのHDD(SSD)での動作は保障されていません。
 
■PS4 は内蔵 HDD を換装できますか?また、外付け HDD は使えますか?
※ 全ての HDD の動作を保証するものではありません。
 
あくまでも自己責任でお願いします! 
 


作業を始めるまえに

■必要なモノ

(1) USBの外付けHDD(500GB程度)
今回は手持ちのHDDを使いました。
 
(2) USBメモリ
以前購入していた「TranscendのTS64GJF760」を使いました。
この記事で紹介してます。
 
アップデートファイルをコピーするだけなので、数GBあればOK。
 

■事前に確認すること

今回のSSD交換では、PS4の「バックアップ/復元機能」を使います。
 
システムソフトウェア Ver2.5以降で追加されたので、このバージョン以降になっているか、確認しておきましょう。
 
これで準備はOK!
 

「HDD → SSD」の交換方法

全体的な流れとしては、 「バックアップ → SSDに交換  → PS4を再インストール → 復元」になります。
 
この方法であれば、PS4の設定やセーブデータも移行できるので楽なのです。 
 

1. PS4を「バックアップ」する

以下のサイトを参考に、PS4を「バックアップ」します。
 
■PS4 の内蔵 HDDデータのバックアップ・復元をするには?(公式サイト)
 
■バックアップ方法」の手順のところですね。 
注意事項も良く読んでおきましょう。
 
とりあえず、トロフィーの同期は必要です。
トロフィーの同期
外付けHDDは「FAT32 または exFAT」でフォーマットされてる必要がありますよ。
 
実行するのは「メニュー – 設定 – システム – バックアップ/復元 – PS4をバックアップする」です。
PS4に外付けSSDを付ける
 
私の場合、クリア済みのゲームは削除しておいたので、バックアップ対象データは50GB、時間は30分でした。
 

2. PS4のHDDをSSDに交換する

まず、PS4のケーブル類をすべて抜きます。
特に電源ケーブルは必ず抜いておくこと!!
 
PS4上部のツルツルしたパネルを外します。
PS4上部のツルツルしたパネルを外します
 
ネジを1本外します。△○×□マークがオシャレ。
△○×□マークのネジ
 
スライドしてHDDを取り出します。
HDDを取り出します
 
4個所あるネジを外します。
4個所あるネジを外します
 
HDDを取り出せました。
PS4から取り出したHDD
 
あとは、逆の順序で付けていくだけ。
 
SSDをネジで固定します。
SSDをネジで固定する
 
SSDを本体に差し込んでネジを締め、カバーを閉めればOK!
 
このPS4に入っていたのは、HGSTのHTS545050A7E380(500GB、5400RPM)でした。
PS4に入っていたのはHGSTのHTS545050A7E380(500GB、5400RPM)
7200RPMならもう少し速かったんですけどね。
 
外したHDDは大事に保管しておきましょう。 
 

3. パソコンで「PS4のアップデートファイル」をダウンロードする

公式サイトにアクセスし、アップデートファイルをダウンロードします。
 
■PlayStation®4システムソフトウェア アップデート(公式サイト)
 
「アップデート(通常)」ではなく、
アップデート(システムソフトウェアを再インストール)ですよ。
PS4UPDATE.PUP
というファイル名で保存されました。
 

[2019/10/06追記]

ブラウザによっては、ダウンロード時にファイル名が変わってしまうことがあるようです。
 
ダウンロードしたファイル名が
・PS4UPDATE.(1)PUP
・PS4UPDATE (1).PUP
などになっていた場合、「PS4UPDATE.PUP」にリネームしておきましょう。
 
コメントありがとうございました!
 

4. USBメモリにアップデートファイルをコピーする

USBメモリは「FAT32 または exFAT」でフォーマットされてる必要があります。
たいていはどちらかになってると思いますが、念のため、ドライブのプロパティで確認しておきましょう。
 
USBメモリをパソコンに挿して、以下のフォルダを作ります。
/PS4/UPDATE/
 
つぎに、3.で保存したファイルを UPDATEフォルダ にコピーします。
/PS4/UPDATE/PS4UPDATE.PUP
 
こんな感じになっていれば大丈夫です。
/PS4/UPDATE/PS4UPDATE.PUP
フォルダ名・ファイル名ともに半角ですよ。
 

5. ここで最終確認!

念の為、次に進む前に確認しておきましょう。
 
・PS4を外付けHDDに「バックアップ」しましたか?
・PS4にはHDDではなく、SSDが入ってますか
USBメモリの準備はOKですか?
 
問題無ければ次に進みましょう。 
 

6. PS4の下準備をする

PS4の電源を入れる前に。
 
(1) PS4に「電源ケーブルと出力ケーブル(HDMIなど)」を挿す。
  まずは最低限のケーブルにしておくのが無難です。
(2) USBメモリをPS4に挿す。
(3) DUAL SHOCKコントローラをUSBケーブルでつなぐ。
 
PS4をバックアップした時に使った「外付けHDD」は、まだつなぎません。
手順9. までそっとしておきましょう。
 

7. PS4をセーフモードで起動する

PS4本体の電源ボタンを7秒以上押しっぱなしにすると、「セーフモード」が起動します。
PS4をセーフモードで起動する
 
押しっぱなしにした直後に一回「ピッ」と電子音が鳴り、更にそのまま押しっぱなしにすると二回目の「ピッ」が鳴ります。
 
二回目の音が鳴ったら、電源ボタンを離しても大丈夫。
 
既にコントローラは接続してますので、PSボタンを押すと画面が変わります。
メニューが表示されましたね。
セーフモードのメニュー
 
最初、いつものように「コントローラのPSボタン」を押しっぱなしにしてしまい、「セーフモードで起動しない。。。」と考えてしまいました。
あと、ローディングボタンとも間違えがちなので注意。
 
本体の電源ボタンですよ。
 

8. PS4を「再インストール」する

セーフモードのメニューで、「PS4を初期化する(システムソフトウェアを再インストールする)」を選択します。
PS4を初期化する(システムソフトウェアを再インストールする)
 
USBメモリを選択して、初期化を実行しましょう。
これで、PS4のSSDにシステムソフトウェアがインストールされます。
 
再起動後、PS4の初期設定画面が出てきますが、すべて適当で良いです。
ネットワーク設定などもスキップして問題ありません。
 
次の手順でPS4を「復元」すると、これまで使ってた設定に戻してくれますので。
 

9. PS4を「復元」する

以下のサイトを参考に、PS4を「復元」します。
 
■PS4 の内蔵 HDDデータのバックアップ・復元をするには?(公式サイト)
 
今度は「■復元方法」の手順のところ。
実行するのは「メニュー – 設定 – システム – バックアップ/復元 – PS4を復元する」です。
 
バックアップに使った外付けHDDを接続し、復元します。
 
復元の時間はバックアップと同じくらいでしょうか。
完了すると、PS4が再起動します。
 
 
これで完了です!
 
ちゃんと元に戻っているか、設定などを確認しておきましょう。
 


ダウンロードゲームの場合

ダウンロードゲームの場合、ゲーム起動時に以下のメッセージが出る場合がありました。 
 
コンテンツを使えません。コンテンツを使うには、PlayStation Storeで購入してください。
 
PlayStation Storeにログインし、「はじめる」ボタンをクリックすればゲームが始まりました。
 
最初の認証だけ必要だったようですね。
 

一回失敗してました。。。

と、すんなりと成功してるように見えますが、実は一回失敗してます
 
失敗したのは「PS4の復元」の最後のところ。
 
復元作業が100%になったところで、以下のエラーメッセージが表示されました。
復元作業でエラー発生
「復元できませんでした。バックアップデータが壊れています。PS4は再起動した後に初期化されます。(CE-33310-0)」
 
このエラーコードで ググっても情報はほとんどなし。
「壊れた」と言われても、さっきバックアップしたばかりなので、どうしようもありません。
 
 
仕方ないので、もう一度最初からやり直したのでした。
SSD→HDDに交換し、再度、PS4をバックアップしましたよ。。。
 
2回目は成功したので一安心。
 
 
原因は不明なんですが、2回目で変えたところはこんな感じ。
・バックアップ用の外付けHDDを変えた。
 →バックアップ自体は成功してたので問題ないとは思いましたが、念のため。
・システムアップデートファイルをバックアップ用HDDではなく、USBメモリに入れた。
 →上の手順ではUSBメモリに入れてますが、最初は外付けHDDに入れてました。
  これも問題ないと思いましたが、念のため。
もしかしたら何も変えなくても、もう一回やれば成功してたかも知れませんね。
 


SSD速い!

SSDの交換前後で、実際にローディング時間を計ってみました。
(1) PS4の電源オンからメニューの「what’s new」が表示されるまで
 30.0秒 → 23.1秒 ※6.9秒速い
 
(2) PS4の電源オフして「PS4からカチッ」と音がするまで
 19.4秒 → 16.9秒 ※2.5秒速い
 
(3) 「Everybody’s Gone to the Rapture -幸福な消失-」で「続ける」を選択してからローディングバーが消えるまで
 70.0秒 → 48.6秒 ※21.4秒速い
 
(4) 「ウィッチャー3 ワイルドハント」で「はじめる」を押して続ける画面が出るまで(ver1.11)
 41.9秒 → 32.5秒 ※9.4秒速い
ゲームの種類や場合によって様々ですが、
どれもローディングが速くなっているのを確認できました。 
 
あとは他のゲームでも、どれくらい速くなったか試してみたいですね。
 

まとめ 

PS4のHDDをSSDに交換しました。
 
ローディング速度が全般的に速くなって満足です!
もっと早く交換しておけば良かったですよ。
 
これで12月に出るゲームの準備は万全です。
楽しみです!!
 
 
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コメント

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  • コメント (9)

    • 匿名
    • 2018年 10月 03日

    とてもわかりやすく、スムーズに換装できました!
    ありがとうございました!

      • だーしゅ
      • 2018年 10月 03日

      コメントありがとうございます。

      無事に換装できて良かったです!

    • 匿名
    • 2018年 12月 08日

    PS4proをssdに換装したいのですが、設定の「いつも使うPS4」は換装前に解除する必要はありますか?

      • だーしゅ
      • 2018年 12月 08日

      コメントありがとうございます。

      私の場合ですが、設定の「いつも使うPS4」は解除した記憶がありませんね。
      おそらく、解除しなくても大丈夫だと思います。

    • アサヒ
    • 2019年 9月 10日

    写真に出てきた赤と黒の2股ケーブルなんて調べれば出てきますか?

      • だーしゅ
      • 2019年 9月 10日

      アサヒさん、コメントありがとうございます。

      「USBケーブル Y字」とかで出てきますね。
      写真のケーブルは、外付けHDDケースの付属品でした。

    • 匿名
    • 2019年 10月 06日

    最近PS4proをSSDに交換しました
    手間は分かっていたのですが
    USBにダウンロードした再インストールデータが読み込まないというエラーで悩みましたが
    原因が分かりました
    再インストールデータを保存するとPS4UPDATE.(1)PUPとなります
    これ(1)を消さないとダメなんですね
    消したら簡単に進めれました
    もし同じ状況で困ってる人がいたら参考にしてください
    気付いてない人からすればとんだ落とし穴ですから
    長々とすみません

      • だーしゅ
      • 2019年 10月 06日

      コメントありがとうございます。
      ブラウザからダウンロードした時に、ファイル名が変わってしまうことがあるんですね。
      確かに気をつける必要がありますね。

      記事内に注意書きとして追記させて頂きました。
      情報ありがとうございました!

    • だーしゅ
    • 2019年 11月 14日

    ※他のコメントの「返信」となっていましたので、新規コメントとして入力させて頂きました。
    ——————————-
    2019年11月13日
    そらさんのコメント

    ps4のHDDが完全に壊れてしまい新しいHDDを買おうと検討中ですそこで質問ですがバックアップせずにps4を初期化できますか?またUSBメモリを使用しない状態でps4は初期化出来ますでしょうか
    ——————————-
    そらさん、コメントありがとうございます。

    ■プレイステーションのサポートページ
    PS4 の内蔵 HDD(ハードディスク)は交換できますか?

    ここのサイトに書いてある手順で「1と4」を実行しなければ、バックアップせずにPS4を初期化することになると思います。

    1. ゲームのセーブデータをバックアップする
    2. 内蔵 HDD(ハードディスク)を交換する
    3. システムソフトウェアを再インストールする
    4. バックアップしたゲームのセーブデータを本体にコピーする

    また、初期化(システムソフトウェアを再インストール)するには、USBメモリが必要です。

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