定期的にバックアップ先のHDDを確認しないと危険です
※イメージです。
RAIDは、万が一ハードディスクが壊れてしまった場合でも、データが無くなる可能性を低くできる素晴らしい仕組みです。
とてもありがたい仕組みなのですが、「RAIDだから大丈夫!」と放っておくのは危険です。
壊れていないかどうか、定期的に確認することが大事なのです。
ギリギリセーフで気づけるかどうか
RAIDには、RAID1やRAID5など様々な種類がありますが、「HDDが一本壊れても大丈夫、けど二本以上壊れるとダメ」が多いのではないでしょうか。
一本目のHDDが壊れた時に気づいて、新しいHDDに交換できると良いのですが、気づかずに放置しておき、そのうち二本目も壊れてしまうと、完全に壊れてしまいます。
これではせっかくのRAIDも意味がありませんね。
完全に壊れるまでの期間が長くなる、だけになってしまいます。
大事なのは、「一本目が壊れた時に気づけるか?」なのです。
HDDの異常に気づくには
気づく方法は、
- 定期的に確認する
- 壊れた時に通知を貰う
なとがあります。
基本は人の目で確認!
RAID機器には大抵、HDDの状態を表示できる管理ツールがついています。
このツールを見ると、「HDDはすべて問題ないな。」とか「ん?HDDが1本壊れている?」などがわかります。
このツールで定期的に確認しておきましょう。
この確認の頻度が高いほど、完全に壊れる前に気づけます。
毎日確認するのが厳しい場合、せめて一週間に一度は確認しておきたいところです。
異常を知らせてくれるツールがあれば便利
もう少し良いツールの場合、壊れた時にメールなどで通知してくれるものがあります。
この機能がある場合は、人がいちいち確認する必要はありません。
壊れた時に、「HDDが壊れたので交換してください!」メールが自動的に送られてくるのですから。
とはいえ、機械にはなにがあるかわかりません。
この機能をオンにしている場合でも、一ヶ月に一回程度は確認しておくと安心ですよ。
予備のHDDを確保しておくことをおすすめします
HDD故障は突然起きるものです。
壊れてから交換用のHDDを買ってきても良いのですが、すぐに手に入らない場合もありますよね。
そんな時のために、交換用の予備HDDを事前購入しておく事をおすすめします。
多めにあると安心ですよ。
まとめ
バックアップ先のHDDは、できれば毎日、最低でも週に一回は状態を確認しましょう。
異常が起きた時にメールなどで知らせてくれる機能がある場合、オンにしておけば、もっと便利で安心ですね。
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