キーが直った!Thinkpad T440sのキーボードを自分で交換しました
この記事でT440sのBSキーが取れかかった事を書きました。
交換用部品を注文して待つこと一週間。
無事にキーボードが届きました。
早速、交換作業していきますよ。
作業は自己責任で
私の場合、修正に出せない事情があったので、自分でキーボードを交換しています。
通常であれば、Lenovoに修理を依頼した方が良いです。
変なところを触ってしまい、起動しなくなる可能性もあります。
私も「これで壊れてしまったら修理に出そう」くらいの気持ちで作業してました。
万が一、自分でキーボード交換される場合でも、
「自己責任」でお願いします!
お約束が済んだ所で、作業に入りましょう。
若干キーボードが怪しい。。。
梱包を開けてキーボードを確認すると、怪しいところがいくつか見つかりました。
- 漢字の表記がちょっと違う
なんか中国語寄りの漢字表記っぽいですね。
半角・全角の「角」の下部分が突き抜けています。
ちなみに元のキーボードはこんな感じ。
確かにLenovoは中国のメーカーですが、ノートパソコン本体と交換用部品でも、同じパーツを使ってるはず。。。
- 印刷方法が違う
パソコン本体のキーボードの場合、プラスチック部分に直接印刷してるような感じですが、交換用キーボードでは、何かを転写したように見えます。
ちょっと浮き上がっているというか。
そして既にFキーの「は」が欠けてます。
しばらく使っているうちに剥がれてきそう。
- 裏面がシンプルすぎる
比較すると一目瞭然です。
こちらが交換用キーボード。
部品番号やバーコード、品質管理情報などがありません。
バックライトの有無で違うのかも知れませんが、余りにもシンプル過ぎます。
- ネジが2本足りない
本来は6本ですが、青枠のところが2本足りません。
穴自体は空いてますが、肝心のネジが無い。
仕方ないので、同じ径のネジを買ってくるか、元のキーボードから持ってくるかで対応します。
もしかしたら、Lenovoから部品を取り寄せた場合でも同じ部品かも知れませんが、ぱっと見た感じでは、偽モノのように見えてしまいます。
気になる所はありますが、キーボードとしては使えそうなので、このまま取付作業を進めることにします。
作業その1「キーボードを外す」
作業手順はLenovoのサイトにありますので、これを参考にします。
■キーボードの取り外しと取り付け – ThinkPad T440s – Lenovo Support (JP)
- 引っ掛けてずらす
CTRLキーの近くに「長方形の小さな凹み」があります。
左右に2つ。
ここをマイナスドライバーなどをで引っ掛けて、本体奥側にズラします。
ちょっと固いので、左右少しずつずらすと良いかも知れません。
- ネジを外す
キーの隙間からネジが見えるようになりました。
合計で6つあります。
プラスドライバーですべてのネジを外します。
私の場合、キーボードからネジが抜けにくかったので、緩める程度で。
- キーボードをひっくり返す
これでキーボードを動かせるようになりました。
キーボードと本体は薄いケーブルで接続されてますので、強い力で引っ張ったりしないよう注意しながら、本体手前側にひっくり返します。
- ゴムカバーを剥がす
ケーブルの根っこ部分は、黒いゴムカバーで保護されています。
接着剤的なものでくっ付いてますので、これをペリペリ剥がします。
ゴムカバーのフチを引っ張る感じで。
ケーブルを引っ張らないように!
- ケーブルを外す(1本目)
本体奥のケーブルから外していきます。
ケーブルのコネクタ部分には「黒いプラスチックの押さえ」があります。
4.の画像では白く写ってますが、実際は凸の形をした黒色です。
薄いマイナスドライバーやキリのようなもので、ゆっくりと黒い板を上にあげます。
90度、上方向に角度を変える感じですか。
この時、ケーブルを傷つけないように気をつけましょう。
じわじわとと力をかけるとと良いですね。
- ケーブルを外す(2本目)
5.と同じ手順で、もう一本のケーブルも外します。
ゆっくり作業しましょう。
ゴムからケーブルを引き抜くと、キーボードが取れます。
作業その2「キーボードを付ける」
あとは、逆の手順でキーボードを付けていきます。
- ケーブルを2本付ける
交換用キーボードのケーブルをゴムに通し、今度は手前→奥の順で付けていきます。
ケーブルをコネクタに差し込んで、黒いプラスティックを下げます。
この時、ケーブルをキッチリと奥まで差しておくのが大事です。
差し込みが弱いと、接触不良になってしまいます。
- ゴムカバーを付ける
剥がしてしまいましたので、コネクタ部分の上に置くだけですね。
- キーボードをひっくり返す
ゆっくりとキーボードを本体奥側にひっくり返し、元の位置に置きます。
ケーブルに負担がかからないように注意しつつ。
- ネジを締める
6本のネジを締めます。
私の場合、二箇所のネジがありませんので、4箇所ですが。
- 引っ掛けて元に戻す
長方形の凹みにマイナスドライバーを引っ掛けて、キーボードを元の一度に戻します。
微妙に寸法が違うようで、入れる時に苦労しました。
これで完成です!
作業その3「動作確認する」
パソコンの電源を入れ、動作確認します。
テキストエディターなど、良く使っているアプリを立ち上げ、キーが正しく入力できるかを確認していきます。
キー単体だけでなく、ShiftキーやCTRLキー、ファンクションキーも忘れずに。
すべての文字が入力できればOKです!
万が一、文字が入力できない場合、接触不良の可能性があります。
ちょっと面倒ですが、再度キーボードを外して、ケーブルとコネクタの差し込み具体を確認します。
それでもダメな場合は、キーボード自体の不良かも知れません。
購入元に問い合わせて交換してもらいましょう。
キーボードが直った!
これでやっと、キーボード復活です。
取れかけていたBSキーも問題なく打てるようになりましたよ。
交換前のキーボードは、キートップ部分がツルツルしてましたが、交換後のキートップは、ザラザラな感触。
これはこれでアリですね。
キーの打鍵感は交換前より軽く感じます。
軽めの方が好きなので、むしろ好みの感触になりました。
赤いグリグリ(トラックポイント)も問題なし。
こちらも軽く動作してくれます。
若干怪しそうな商品で心配してましたが、問題なく使えそうですね。
まとめ
Thinkpad T440sのキーボードを自分で交換しました!
キータッチも申し分なく、BSキーもキチンと動作してくれます。
キーが外れないって素晴らしい!
次はトラックパッドを交換したいですね。
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