【Oculus Quest】SF映画みたい!ハンドトラッキング機能で「手だけ」で操作できた!!
Oculus Questに、コントローラを使わずに操作ができる「ハンドトラッキング」が来ました!
以前に紹介した「Oculusブログの記事」では、「2020年初頭に公開」と書かれていました。
リリースが早まったようで、年内の公開となりました。
いまのバージョンでは、ハンドトラッキングが使えるのはホーム画面と一部のアプリだけですが、それでも十分に近未来感を楽しめましたよ。
バージョン12以降から使えます
ハンドトラッキングは、バージョン12から使えます。
ですが、バージョンが上がっていても、そのままでは使えません。
まだベータ版の「テスト」扱いなので、設定画面からオンにする必要があります。
「設定- テスト機能」を選択して、「ハンドトラッキング」をオンにします。
表示されない場合は、一度、Oculus Questを再起動すると良いかも知れません。
チュートリアルがはじまりました!
少し大事なのは、メニューを表示する時に使う「Oculusボタン」の出し方です。
- 手のひらを上にした状態で、上に上げる。
- 手が光ったら、親指と人差し指をくっつけたままキープする。
ですね。
覚えておきましょう。
コントローラ無しで手と指がうごく!
チュートリアルが終わると、メニューの設定に「手を使用」が増えます。
これを選択すれば、いよいよハンドトラッキングの開始です!
本当に、コントローラなしで手と指が動く!!!
しかも、かなりなめらかに手の動きをトラッキングしてくれています。
これはすごい!!
つかむ動作で選択します
操作方法は簡単でした。
「親指と人差し指をくっつける(つかむ)」動作をすれば、カーソル部分を選択することができます。
まずは、指が開いた状態です。
白い水滴みたいなマークがありますね。
この状態で指をくっつけると、マークが細長くなり、手の輪郭が太くなりました。
これでカーソル部分を選択したことになります。
くっつけたままで手を動かすと、画面をスクロールすることもできますよ。
直感的ですね。
Oculus ブラウザーを試してみる
いまのバージョンで、ハンドトラッキング操作できるのは「Oculus Browser」と「Oculus TV」の2つ。そのうちのOculus Browserを試してみました。
文字入力は、これまで通りの方法ですね。
そのうち、「仮想キーボード」がVR内に表示されて、ハンドトラッキングでキーを直接入力できるようになるんでしょうか?
キー入力する時は指を曲げてますので、手の甲で指先が隠れてしまいます。それをディープラーニング的な何かでトラッキングできるようになると、実現できそうな気がしなくもありません。かなり難しそうですが、実現するとすごいですね。
ハンドトラッキング操作で、ブログが表示できました!
イエーイ!
「つかんで移動」で画面スクロールもできますよ。
両手が重なると消えます
いろいろ試していると、両手が重なったとき、「ハンドトラッキングの手の表示」が消えることが分かりました。
表示された状態です。
両手がありますね。
もうすこし両手を近づけると、手が消えました。
もちろん、両手を離すと表示されますよ。
この例では分かりやすいように真正面で試しましたが、別の角度でも同じです。
やや困る例としては、「左手を正面に向けた状態で、右手を左側に移動した」時です。
この状態でも重なったことになるので、手が消えてしまうようですね。
この辺りの挙動は、今後のバージョンアップで改善されることを期待します!
まとめ
Oculus Questで「ハンドトラッキング」が使えるようになりました!
コントローラを使わずにVR世界でメニュー操作していると、SF映画で良く見るワンシーンを思い出しました。「何もない空間にメニューが浮かんでいて、手だけで操作する」アレです。
自分で操作できる日が来るとは思いませんでしたよ。
まだテスト版なので、どんどん精度や使い勝手が良くなると思います。
これからが楽しみです!!
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