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ブログの女の子を作る #84 口の中に歯や舌を作る

 
他の方が作成された3Dモデルを見ていると、キャラクターの表情が豊かで種類も多いことに気づきました。口を開けて目の角度が変わるだけでも、見え方が全然違うんですよね。
ですが、いまのキャラクターで顔が動くのは、まばたき・ジト目・驚いた表情だけでかなり少ない。
 
というわけで表情を作ろうと思いましたが、口を開けた時に見える「口の中」をちゃんと作ってないことを思い出しました。
今回は、しっかりと口の中を作ります。



開発環境

・Blender 2.90.1
・グラボ:ASUS ROG-STRIX-RTX2060S-O8G-GAMING
 

(1) 口の中の上部分を作る

いまの口の中は「#14 顔と上半身の修正」の記事で作成したものです。
 
口の中に色を付けるために作ったので、歯や舌は無くてピンクの空間があるだけ。口を開けなければこれでも良いですが、表情を作る場合にはこれでは足りません。やはり、しっかりと作る必要がありそうです。
 

小咲南緒様の動画を参考にしました

メッシュの円で作り始める

それでは作っていきましょう。細かな手順は先ほどの動画をご参考にしてくださいね。
 
Shift+Cキーで3Dカーソルを原点に移動したあと、オブジェクトモードで「追加 -> メッシュ -> 」を選択します。
 
円の半分を選択して、頂点を削除します。
 
ミラー」モディファイアーを追加します。
 
これで左右対称で作業できるようになりました。
 

歯の形を作る

円周の少し内側に切れ込みを入れます。これが歯になります。
 
プロポーショナル編集で円を前方を引っ張って、形を修正します。
 
歯の部分を選択して、下の方向へ2回分押し出します。これが歯と歯茎になります。
 
「歯茎と上あごの付け根」の辺を選択して、ALT+Sキーで縮小します。
 
丸みが出ましたね。
 


(2) 口の中の下部分を作る

上半分のベースができました。
これを複製して、下半分を作っていきましょう。
 

複製して下部分を作る

編集モードですべての頂点を選択して、Shift+Dキーで複製します。
 
作業しやすいように、少し下に移動しておきましょう。
 
「歯の底面部分」を選択して、
 
上方向に移動すると、口の下部分にも歯が生えたようになりました。
 
下の歯茎の根本部分を外側に広げておきます。
 
いまは面の方向が反転してますので、頂点をすべて選択した状態で「面の向きを外側に揃える」を実行しておきます。
これで法線の向きがすべて外側になります。
 

少し奥側に移動する

下部分をすべて選択して、
 
少しだけ奥側に移動します。
 
これくらいでしょうか。
 

歯の角を丸くする

歯の辺をすべて選択して、
 
Ctrl+Bキーで角を丸めます。
 
これは「面取り(ベベル)」という機能のようですね。便利!
 

(3) 上下のパーツをつなげる

上下のパーツをつなげていきます。
 

奥部分をつなげる

口の中の奥部分に切れ込みを入れます。
 
上下の辺を選択し、
 
Fキーで面を貼ります。
 
ループカットで3等分しておきましょう。
 

更につなげる

ループカットした部分を選択して丸みを持たせ、近くの頂点とくっつけます。
 
くっつきました。
 
下の方もやっておきましょう。
 
これで良いですね。
 
あとは奥側に向かって面を貼っていきます。
 
すべて埋まりました。
 

側面にも面を貼る

次は側面です。下の画像あたりの辺を選択して、
 
面を貼ります。
 
この位置あたりまで貼れば良さそうです。
 

形を丸くする

先ほどの側面と同じく、ループカットを使ってポリゴンを3分割して、
 
丸みを持たせます。
 
上あごの面に切れ込みを入れて放射線状にして、中心部分を少し持ち上げます。
 
下部分の中心も少し下げておきましょう。
 
これで良いですね。
 


(4) 口の中のパーツを作る

だいぶんできてきました。次は、口の中のパーツを作っていきます。
 

のどちんこを作る

のどちんこを作ります。正式には「口蓋垂(こうがいすい)」と呼ぶようですね。動画では「作りたかったら作って」と言われていましたが、せっかくなので作ってみました。
 
作業しやすいように、余計な部分を一時的に非表示にしておきましょう。
非表示にする時は面を選択してHキー、再度表示する時はALT+Hキーですね。
ちなみに、Shift+Hキーは選択中以外が非表示になります。これも良く使います。
 
上あごの一部を選択して、下方向に押し出します。
先端部分を小さくすると良いですね。
 
そこから更に何回か押し出しつつ、面の大きさを変えて形を整えます。
 
のどちんこ部分の頂点をすべて選択して「細分化」を実行します。
 
頂点が増えました。
 
この状態から更に「頂点をスムーズに」を実行することで、スムーズ化します。
 
面がなめらかになりました。
あとは手動で形を調整しておきましょう。
 

舌を作る

次は舌を作ります。
 
追加 -> 立方体」を選択して、ループカットで縦横に細かく分割します。
 
いまは「ミラー」モディファイアーを使っている状態ですので、立方体の半分を選択して、
 
削除しておきましょう。
 
これでOKです。
 
先ほどののどちんこと同じく、「スムーズ化」を数回かけておきます。
 
プロポーショナル編集で形を舌っぽくします。
難しい。。。
 

舌を口の中に入れる

舌のオブジェクトを選択して、口の中に移動します。
 
モディファイアープロパティの「リアルタイム」アイコン(PCのモニタっぽい画像)をオフにすると、ミラー部分が非表示になります。
これで位置や大きさを調整しましょう。
 
大きさはこれくらいにしてみました。
あとからでも調整できるので今は適当で。
 

「口の中」を顔の中に移動する

作成した「口の中」パーツを顔の中に移動しましょう。
 
大きさを小さくして、
 
顔の中に移動します。ワイヤーフレーム表示にするとやや見やすい。
 
角度を少し斜めにしてみました。
難しい。。
 

(5) 口の中と顔をつなげる

「口の中」パーツと顔とつなげていきます。
 

マテリアル設定して色を付ける

つなげる前に、いまの状態ではイメージがつかみにくいので単色のマテリアルを設定しておきましょう。
 
歯と歯茎の境界線にシームを付けて、マテリアルを設定していきます。
 
歯と歯茎っぽくなりました。
 
ついでに舌にも色をつけておきましょう。
これで確認しやすくなりました。
 

口と顔をつなげる

口と顔をつなげていくんですが、歯茎の上部分と唇の頂点をつなぎ安くするため、ナイフツールで以下の画像のように切れ込みを入れて、頂点を増やしておきます。
 
唇をつなぐ前に、頬付近の面を貼っておきます。
 
ループカットして分割し、隣の頂点とつないでおきます。
 
これが頬の内側になるようです。
良く考えてありますね。
 
反対側も同様にやっておきましょう。
 

唇の裏側とつなげる

あとは、唇付近をつなげていきます。
作業しやすいように、顔の唇付近以外は非表示にしてますよ。
 
この辺りの頂点を4つ選択して、
 
面を貼ります。
狭いので作業しにくい。。。
 
他の部分にも面を貼っていきます。
 
後ろから見てみました。
 
空いている部分にも面を貼っていきます。
 
これで全ての面が埋まりました。
 
 

UV展開もやっておく

最後の作業として、UV展開もやっておきます。
 
キレイに並びました。
後からテクスチャ画像を修正しておきましょう。UV展開した部分に単色を塗るだけなので簡単ですね。
 

口の中を確認する

一通りの作業が完了しました!
どうなったか確認してみます。
 
外から見てみると歯が見えました。
やはり上下の歯が揃ってると良いですね。
 
頬部分を非表示にしてみました。
 
表情を作る時、顔の下半分を動かしますので、歯や下の位置は今後修正するかも知れません。
 
面貼りが難しかった部分です。
ちゃんとつながっているようで安心しました。
 


まとめ 

キャラクターの表情を作る前に、口の中をしっかりと作ってみました。
 
歯、歯茎、舌など一通りのパーツができました。
これで表情を作れます!
 
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