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ExcelでVBA(マクロ)のプログラムを入力する画面を出す方法!実行もできますよ

[ この記事の内容は Office 2019/2021、Microsoft 365 でも使えます ]

 
Excelはセル関数を使うことで、簡単に合計値の計算やカウントができます。
 
SUM関数やCOUNTA関数などを一度は使ったことがあるのではないでしょうか?
 
 
この「セル関数」は簡単で便利ですが、少し複雑なことをしたくなると、逆に難しくなってしまうことがあります。
 
1つのセルに書ける関数は1行なので、見づらくなりますし。
 

VBAはとても便利!

そんな時、VBA(マクロ)でプログラムを書くと、とてもシンプルで簡単になります。
 
プログラムと言うと「なんか難しそう。。。」と思われるかも知れませんが、プログラムにも難しいプログラムと簡単なプログラムがあります。
 
 
ちょっとしたことをしたいのであれば、簡単なプログラムでできるのです。
 
この記事では、プログラムを入力する画面を表示して、簡単なプログラムを実行する方法を紹介します。
 

方法です

  1. 何かのシートが表示されている状態で「alt+F11キー」を押す
    Microsoft Visual Basic for Applications」ウィンドウが表示されます。
    いわゆるVBAですね。 
    「Microsoft Visual Basic for Applications」ウィンドウ  
     
  2. 左側のツリーでシート名のところをダブルクリックする
    右側のエリアが白くなり、文字が入力できるようになります。
    今回はシート名が「Sheet1」でしたので、その部分をダブルクリックしました。 
    「Microsoft Visual Basic for Applications」ウィンドウ
     
  3. 右の白いエリアにVBAのプログラム内容を入力する
    とりあえず、「メッセージを表示するプログラム」を作ってみましょう。
    以下の通りに入力します。
    Function test1()
        MsgBox "VBAで表示したメッセージです!"
    End Function
     
    空白を入力する時は、全角空白ではなく、半角空白を入力してくださいね。
    全角空白ではエラーが出てしまいますので。  
    VBAのプログラム内容
    簡単に説明すると、「Function から End Function で囲まれた部分」が一つのプログラム、「test1」はこのプログラムの名前、「MsgBox」は、”(ダブルクォーテーション)で囲まれた文字を表示する関数、になります。  
     
  4. F5キーを押すとVBAが実行される
    ここで1つ気を付けることがあります! 
    文字を入力するカーソルが「入力したプログラムのどこか」にある必要がありますよ。
    今回の場合、「MsgBox~」の文字がある2行目にカーソルを置いた状態でF5キーを押します。 
    メッセージが表示されました! 
    MsgBox
    OKボタンをクリックすると、VBAが終了します。
 

保存しておきましょう

ついでに、作成したVBAプログラムを保存しておきましょう。
 
  1. 「ctrl+sキー」かメニューバーの「ファイル – ○○の上書き保存」を選択する
    「ファイル - ○○の上書き保存」を選択  
     
  2. ファイル名を適当に入力して保存する
    次の機能はマクロなしのブックに保存できません」というメッセージが表示されますので、ファイルの種類で「Excel マクロ有効ブック(*.xlsm)」を選択しましょう。 
    名前を付けて保存
 これで保存も完了です!
 
 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
 
今回の記事で作ったプログラムは3行だけですが、これも立派なプログラムです。
 
要は、自分がやりたいことができれば良いのです。
 
このカテゴリでは、「Excelでこれだけは覚えておきたい!」というVBA(マクロ)を紹介して行きたいと思います。
 
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